my originality
なごやかに リラックスした時間を

ご一緒にお茶でもしませんか♪

どうかしばらくの間おつきあいくださいね
楽しんでいただけるページを少しずつでも
つくっていきたいと思っていますので
ご意見などおまちしています
遺したものたちから

投稿者:   hiromild   投稿日時:   2012-8-3 12:40:56

私には、高村光太郎全集を全て読むことなんてできないから、

夫の付箋がついていて、私にもわかった詩を

いつでも見ることができるように、ここに記しておきます。

資料の山をどうするか、今日やっと決めることができた記念に。

私も少しは目を通しましたと手を合わせられるように。



美しき落葉
                       

私は交番の前で落葉をひろった。

篠懸木の大きな落葉だ。

軸を持つて日にすかすと、

金色と緑青とが半々に

この少しちぢれた羽団扇を荘厳する。

私は落葉が何でも好きだ。

落葉はいつでもたつぷりとあつて温かで

さらさらしてゐて執着はなく、

風がふけば飛び、

いつのまにか又いちめんに積み重なつて

秋の日をいつぱいに浴びてゐる。

落葉の匂ひは故国の匂ひ、

わけて落葉を焚く青い煙の親しさよ。

ああ林間に紅葉を焚いて酒を煖めた

昔の人のゆかしさよ。

今あたたむる酒はなくとも、

人よ、君の庭に山と積む落葉を焚いて

君が家庭農園の加里を得たまへ。

私は拾った篠懸木の一枚の葉を

如何に木で彫らうかと考へてゐる。

(昭和19年9月18日)
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